みなさん、はじめまして!
合同会社Demordyの藤山です(^^)/
昨年の7月に私は独力1人で合同会社を設立いたしました。
独力の理由は簡単です。
会社設立の知識を持ちたかった、そしてコスト削減の為です。
会社設立設立にあたって、プロ(行政書士/税理士等々)などに頼むと、知識も増えませんし、当然コストもかかってしまいます。
それが嫌だったというわけです。
実際やってみて、それほど難しくもないですし、何日までに会社を作りたい!などという期間追い立てられる状態じゃなければ、自分でやるのがおすすめです。
では、私の実体験を例にどのような知識・モノ・費用・期間が必要だったのかを挙げていきます。
知識
私は法学部卒です。
確かに会社法も勉強していました。
しかし、今回は合同会社設立ということで、会社法の講義に合同会社設立についての実務作業なんてものはあるわけがなく、ほぼ無意味かな?と思います。
法学についての知識はほぼ不要です。ネットで合同会社設立について調べればそれで事足ります。
私が参考にしたWebサイトは、inQupというサイトです。
合同会社設立|初めてでも3日でできる!自分で会社を作る為の全手順
8割方これでおkです。
しかし、実際定款などを作成するときは、法務局や市役所などの職員の方に対面で話を聞くのが一番かなーと。
モノ
今回の設立に必要なものを挙げます。
- PC(CD-Rの書き込みができるもの)
- 法人印
- AdobeAcrobat(AdobeCCでも可)
- データ用CD-R
- ICカードリーダライター
- マイナンバーカード
- 印刷機(ない場合はコンビニコピー機等)
- 本社住所(実家でおk。賃貸の場合は大家への許可が必要になる)
といった具合でしょうか。お金については次に書きます。
費用
一番重要ですよね。
今回、私は考えられるコスト削減をすべて行いました。
行政書士/税理士への依頼をせず、電子定款認証も自力でやりました。
電子定款は4万円の収入印紙代節約なので、絶対にやったほうが良いです。
電子定款は、電子定款認証代行業者に頼むと2000~3000円程度。
自分でやると、電子定款認証に必要なICカードリーダライター2000円程度+AdobeAcrobat(月額1580円程度)が必要となります。
正直なところ、普通なら電子定款認証代行業者に頼んだほうがお安く済みます。
しかし、私は元々AdobeCCを契約しており追加コストが掛からなかった点。ICカードリーダライターは他にも利用使途があるので、法人で経費として購入しておけば、のちのち法人で便利に使えると思った点から、自分で電子定款認証を行いました。
なので、ICカードリーダライター不要 or AdobeAcrobat(AdobeCC)が不要 である場合は代行に頼まれるのが良いかと。
また資本金についてですが、資本金は外に出ていくお金ではありません。持ち金として持っていることが証明できれば良いため貯金通帳に残っていればおkです。
では必要となった費用を書いていきます。
資本金:¥10万(額は自由。銀行で法人口座を開設するためには10万程度が良いらしい。実際には手元からの出費ではない)
登録免許税:¥6万(6万もしくは資本金の額の0.7%のうち高い方 で、今回は6万)
定款の謄本手数料:¥2,000程度(250円/1ページ)
ICカードリーダライター ¥ 2,500程度(SONY PaSoRi RC-S380がおすすめ)
AdobeAcrobat(AdobeCCでも可):¥1,580(AdobeAcrobatを一か月だけ利用なら1580円)
データ用CD-R(電子定款用):¥500程度(提出用・保管用とCD2枚は最低でも用意しておきたい)
印刷費:¥300程度(家に印刷機がない場合はコンビニのコピー機で)
法人印(実印・銀行印・認印):¥5,000程度(楽天などのオンラインで購入すると安い)
合計¥172,000程度
と言ったところでしょうか。まあ、20万円あれば資本金込みで作れるでしょう。資本金ナシなら7万2000円くらいで作れちゃいますね。
期間
期間は私の場合は1か月程度でした。
これは、余裕をもって設定しました。
最短でやると、2~3週間くらいでできるでしょうが、独力でやるならばやはり一か月程度の期間設定が好ましいです。
焦るとミスしますし、妥当な判断ができなくなります。
税務関係はミスすると、大失敗しますし。
一か月準備に用意できないようでしたら、プロに頼むことを考えたり、コストがかさむことを覚悟しなくてはいけないのではないかな?と思います。
こんなもんでしょうか。
結構簡単に作れてしまうのが、合同会社、LLCですので、作ってみてはいかがでしょうか?